フレイル予防模擬バスツアー

 令和5年7月14日 川西市小戸公民館にて 13:30~15:00

嬉しいことに川西の地域からあちこち声をかけていただいて、フレイル予防講座も回数を重ね、多くの皆さんに楽しんで頂けていること、大変うれしく思います。

 今日は、川西地域包括センター、福祉委員会、小戸第一自治会 小戸桜会協賛の「いきいき元気倶楽部」の催しに呼んでいただき、一緒にフレイル予防に取り組むことがことができました。

 川西の南東に位置する、小戸地区。歴史は古いようですね。

 小戸ってどんなところと思って調べてみると、(そうそう私初めて漢字を見て、読めなかったのを思い出しました。「オオベ」と読むんですよね。)小戸(雄家)の釣鐘火の昔話が載っていました。

 1300年前に、この辺りは猪名川の水を引いて稲作が盛んだったようですが、ある年、日照りが続いて水不足で大変だった時に、小戸の地にひとりの修験者があらわれて、「自分はこれから小戸山の山上で行にはいるのだが、毎年あの山に釣鐘火をたいて供養してくれるなら、小戸を日照りの害からまぬがれるように守ろう。」といわれ、小戸の人は、毎年お盆の十五、十六日には、供養のために釣鐘火をたくことを約束したそうです。

 その後、修験者は山上で行に入り、最後には祠で命を落としたそうですが、修験者の約束はかなえられ、小戸の土地は日照りの災害に合わなかったということで、以降今日までお盆には釣鐘火をたき、現在は簡素化されながらも精神は受け継がれている話でした。

 小戸公民館に来るまで、昔の名残なのか、水路があり道が狭く、車の運転は少し大変でしたが、通りには、神社やお寺が点在し、歴史のある街並みを感じ取ることができました。

 歴史はさておき、そんな地域にお住いで、本日参加いただいた皆さんは、10数名。と役員の方々。一人暮らしで頑張っておられる方も多くいらしゃいました。

 講座が始まるまでに、自身がフレイルに陥っていないかのチェックリストに一生懸命取り組んでくださっていました。フレイルのことはよく勉強されて、栄養の話も真剣に聞いておられました。皆さん健康オタクのようでで、フレイルとは程遠い、お元気な方ばかりでした。

 アマビエ体操は皆さん初めての方々でしたが、呑み込みもよく、最後にはノリノリで動かれていたのが印象的でした。

 特にお世話役の壮年の方々は、40分も体動かすのと、普段はあまり体を動かすことが少ないようでしたが、とてもかわいくアマビエ体操を踊ってくださっていました。ありがとうございました。今日はアミチャンは来れなかったですが、ミミチャンが来てくれ、一緒に踊ってくれました。

 終了後には、係の方が手作りしてくださったくずもちを頂き、とても冷えていて暑さも忘れ、程よい甘さにほっこりした気持ちで、小戸を後にしました。

 ご参加の皆さん、本当にありがとうございました。楽しんで頂けましたでしょうか。

 また係の方々には早くからの設営や準備、涼しく部屋の環境を整えてくださり、ありがとうございました。

こころよりお礼申し上げます。

 また9月にはパレットをお借りして、講座開催の予定です。小戸からはすぐですので、またご参加いただき、再びお目にかかれたらうれしいです。

 今日も暑い中でしたが、もう少しすると梅雨も明け、本核的な夏がやってきます。

皆さん、フレイル予防を意識して、この夏を元気で乗り越えましょうね。またお会いできるのを楽しみにしています。





 

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