令和6年3月29日
今週はお天気が不順で、雨が続き、冬に逆戻りの気温の日があったりと体調管理が大変でしたが、今日は一転してとても暖かく、動くと少し汗ばむくらいで、桜も咲き始め、外に出たくなる陽気となりました。
そんな中、川西市の緑台老人福祉センターに呼んでいただき、今年度最後の体験型ワークショップ「フレイル予防模擬バスツアー」の出前講座に伺いました。
川西広報で募集がかけられ、定員25名のところ応募が30名と。多くの参加を頂きました。
今日も、フレイル予防の3本柱、運動、栄養、社会参加について皆さんと一緒に学びました。
センター長のご挨拶の後、模擬バスツアーの出発です。アマビエの発祥の地熊本に向かいました。
バスツアーはフレイル予防の簡単な説明から始まりましたが、皆さんとても関心をお持ちのようで、これまでにも勉強されているようでした。理事長からの話の中、伝達ツールとして電話や手紙の大切さの話も出ていましたが、今日参加くださった方が、身近な方にもフレイル予防の大切さを伝える役目を担っていただけたら。きっと人とのかかわりを大切にされ、パイプ役を担われる皆さんが今日は多くお集いかと思いました。
柱の1つ目運動は、川西市健康体操協会の片山先生と高橋先生にご指導いただきました。お二方はここ緑台老人福祉センターでも、定期的に講座も開いておられ、ファンの方も多くお見えのようでした。
準備体操で身体をしっかりほぐし、次にアミーゴのオリジナル、アマビエ体操を指導いただき、最後にゆったりと整理体操を行い、私も一緒に体を動かさせていただきましたが、少し汗ばむくらいで、リフレッシュすることができました。参加された皆さんも顔が活き活きされていました。
今日はアマビエ体操をご存じの方がいらっしゃらなかったのが少し残念でしたが、最後は皆さんしっかりアマビエ体操を覚えていただき、皆さん立って動いておられたのが印象的でした。今日もアマビエのマスコット。あみちゃん、みみちゃんの登場もありましたよ。
次に食の宝庫、北海道に飛ぶバスに乗って小樽に到着。(模擬です)
2つ目の柱、栄養について学びました。
フレイル予防には、特にたんぱく質、カルシウムを多く心掛けて取ること。
栄養のバランスよく食事をとること。ビタミンや糖質の摂取も栄養の吸収には大切なこと。
自身の今の栄養状態を気にして、体重の変化など、痩せすぎていないか注意することなどが話に含まれていました。
できることなら、他者と一緒に食事する機会を持ち、笑いのある楽しい食卓を囲めたらフレイル予防にもつながることも、伝わったのではないかと思います。
最後に3つ目の柱、社会参加は、大阪天満宮にお住いの米寿を迎えられる田中さんの生き方に、映像を通して、皆さんと一緒に学ぶことができました。
田中さんは、施設や在宅に出向いて介護ヘルパーの仕事を今もされ、多い時は一日に5件も訪問される日もあるとか。その他、日課として中国語、英語、数学のテストを毎朝、3時に起床し、取り組まれ、その他にも詩吟、漢詩、太極拳、毎日8000歩を心掛けて歩かれるスーパーレディでいらっしゃいます。病気を抱えながらも、病気と仲良くしながら、生涯現役を貫いておられる生き方から、学びました。
バスツアーの予定を終了して、無事川西まで帰ってくることができました。アミーゴ観光の社長のあいさつ、センター長のご挨拶でお開きとなりました。
わがアミーゴ観光のバスガイドに、会場から「あなた、若い時もバスガイドだったの?」との質問や「アミーゴ観光って、バスツアー会社と思っていた。違うの?」との声が上がり、笑いに包まれる場面もあり。皆さんのこのユーモアがたまりません。私たちの活動の何よりの活力となっています。時間があればもう少し皆さんと膝を交えてお話ができなかったのが残念でした。
ご参加の皆さん、今日は本当にありがとうございました。季節の変わり目、くれぐれも体調管理に気を付けていただき、今日のフレイル予防の講座の内容を日常生活のスパイスにしていただき、お元気でお過ごしいただけたら幸いです。
また、お会いするのを楽しみにしています。
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