フレイル予防のお手本のような方の登場がありました!

R.5.9.29 金曜日 パレットかわにしでアミーゴが開催する、2回目のフレイル予防模擬バスツアー。

    今日もいろいろ方々が参加くださいました。一回目のときに人数の制限でお断りさせていただいた方、地域に呼んでいただいたときの係の方、アマビエ体操ファンの方、違った方法でフレイル予防に取り組まれ活動されている方、講座でどんなことをしているのかと興味をもって見学を兼ねてきてくださった方と今日は多方面から参加くださいました。

    中でも今日は、95歳と90歳のご夫婦、その家族さんが参加くださったのが、とても印象に残りました。ご自身の足で、ご夫婦共々自宅から会場まで、足を運んでくださり、プログラムを全部こなされ、まさしくフレイル予防を実践し、フレイルに陥らない状態を保たれておられる、お手本のような方の参加でした。

 そのご主人様が、フレイルとは「ラテン語で枯れた状態を意味している」と教えてくださいました。日本では、一般的には英語の「Frailty(フレイルティ:虚弱)」医学用語が語源となってるとされていますが。

調べてみるとおっしゃられるように「frail(英語)」の語源は、ラテン語の「fragilis」から来ています。「fragilis」は「簡単に壊れる、弱い」という意味があり、英語においても「frail」は「脆い、弱い」という意味で使われます。 (引用サイトtentan.jp )                        

「枯れる」は、直訳の中にはありませんでしたが、ご主人がおっしゃるように「枯れやすい状態」は、フレイルの状態を端的に分かりやすく表した、ぴったり当てはまる言葉だなと、思いました。

 今日の講座の内容は、三本柱の運動を中心に、川西市健康体操協会の片山先生、高橋先生、お二方にお世話になり、体をほぐし、気持ちもリフレッシュでき、皆さんとても喜んでおられました。

アマビエ体操も初めての方もおられましたが、最初から先生の動きと音楽に合わせて、動かされる方が多く、脳活性化の動きの部分も、あっという間に覚えておられました。

今日も、着ぐるみ登場に皆さん「かわいい」との声をかけてくださり、あみちゃん、みみちゃんも一緒に踊りましたよ。

 フレイルの残る2つの柱、栄養、社会参加も皆さん、真剣に聞いてくださいました。

 個人的には、栄養のところで、参加者の方の感想にも、「ちょい足し」のことが聞けて良かったとの意見がありましたが、私も同感でした。

 「ちょい足し」とは、スーパーで売っているものやレトルトなどの既成のものに、少し手を加えることで、ボリュームも味も激変して、おいしく頂ける工夫です。

 今日紹介されていたのは、スーパーで売っているお惣菜のポテトサラダに自宅でキュウリやゆで卵を加える。レトルトカレーに肉やニンニクをなどを加えることで、とてもおいしく味わうことができる工夫を紹介くださいました。

 食事の用意もこうありたい。一からきちんと作りたい。いや作らなければ。と思いがちですが、工夫をして、調理時間の短縮、光熱費の削減、それでいてうまく栄養を取り入れ、おいしく食べる。食事作りも億劫になりがちですが、これだとなんか続くような気になりませんか。

 手抜きと考えず、無理のない食生活。これぞフレイル予防かと。

皆さんの「ちょい足し」。機会があればまたお聞かせくださいね!

 今日の講座の感想なども、最後に皆様から直接お聞かせいただき、まだまだお話ししたりない方も多くおられたように思います。時間の関係で、大変申し訳ありませんでした。

 コロナ禍で、お話も伺えない状況から、こうして皆さんと相まみえて、お話ができるようになったことも大変うれしく思いました。

 95歳のご夫婦に、「次、よろしければまた来てくださいね」と声掛けすると、「その時は生きてへんかもしれん。」と笑いながら返してくださいました。笑いとユーモアのセンスも持ち合わせておられ、だからお元気なんだと納得も。

 コロナが5類になってからも、まだ感染者も多く、変異株も。インフルエンザも流行っています。感染予防も継続して、元気でお過ごしください。

 また機会がありました、お会いしましょうね。ありがとうございました。


 

 

NPO法人 ウェルビーイング・アミーゴ

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